単身、長野刑務所で面接。

 

 

昼は美味しい蕎麦を食べて13時からの面接に臨んだ。

 

刑務所が自身の居場所だと信じている方との面接。

出所後はまた犯罪を犯し、刑務所に戻ることがゴールだと考えている。

出所後にしたいことを聞くと「想い出作り」という単語を使っていて、「また刑務所に戻るので、想い出をつくるために、食べたい物を食べる」と…。

もう面接ではなく、介入！！

福祉専門官の方々と力を合わせ、2時間半かけてワンネス財団に来るということになった。

本当は罪は犯したくない、社会で自分に合った生活をしたいし農業もしたいと…。

福祉専門官も涙を流し、自分も人の心が動いたことに感動した。

これが自分の使命であって、この志事をしている喜びの場面。

そしてこの場所には、短い時間ではあるが、皆が ”対象者の未来をより良いものにしよう” という目標を持ったチームがあった。

徹底的にこの方の生き直しを応援していきたい。

出所日は土曜だが、ワンネス財団の職員が車で迎えに行く。

 

（ワンネス財団　伊藤）

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POWER TO THE PRISONERS（P2P）