広島の旅の途中、NPO法人「食べて語ろう会」さんが運営している、基町の家を訪問。

温かい居場所っていう言葉が当てはまる、食べて語ろう会。
ばっちゃんの愛称で知られている理事長の中本さん、事務局長の津山さんから、想いやこれまでの活動を沢山聞かせていただいた。

そして、昼ごはんをご馳走になった。

55年の歴史の中で、実に多くの経験をされた中本さん。

その原点とも言える出来事は、当時、保護司として担当していた少年との関わり。

「シンナーを吸うと、おなかが減ってることを忘れられる」と言ったので、少年にご飯を食べさせたことから、彼は同じようにおなかが減った友人を連れて来て、そのうち、少年たちの靴が玄関に入りきらないほどに。

愛や強さを感じるその話に聞き入って、2時間半もお邪魔させてもらった。

もっと長く居たかったって思う、名残惜しい感じだった。

帰りにはおにぎりも持たせていただいた、これがまた美味しくて…。
新幹線の中で、あっという間に食べきってしまった 笑

思いやりや優しさとか、いろんなものを体感させていただいた。
食べて語ろう会との出会いに心から感謝。

食事を作ってくれた皆さん、ありがとうございました。

（ワンネス財団 共同代表　伊藤宏基）

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POWER TO THE PRISONERS（P2P）